腰越の丘のふもとに大きな「たぶ」の樹があります。 Art & Dining Spaceたぶのきは、入り口にそびえる「たぶ」の名をいただいていますが、そのたぶのきが夏の暑い日ざしをさえぎる木陰となり一服の涼となるように、その緑が疲れた目を癒してくれるように、憩いの空間、癒しの空間、和みの空間、そして新たな出会いの空間になれたら、と思っています。
2014年4月26日土曜日
かみなり汁
いつも送ってくれる、亡父の田舎からの春の贈り物。いつもよりちょっとだけ早く届けられた。
箱一杯の筍。
京の筍のように、お上品じゃない。太い下部は15cm以上、長さも40cm位はありそうな重たい筍も入ってる。
早速、テラスで皮剥き;泥のついた皮など、ほどほどに剥き、にょきにょき出てる根っこなどを削ぎ落し、母屋で更に皮を調えたりカットして、大鍋で茹でる・・・なるべく早く早くと。
で、まず今夜の食卓に並んだのは、我が家特製の「雷汁」と「かに玉」。・・・上品ではないけど、筍を思う存分食せて、筍の歯ごたえを楽しめて、大満足。
我が家の雷汁は、家内の祖母伝来のレシピで、筍と豆腐が主食材。料理の名の由来は、熱くなった油に豆腐を入れるとパチパチ、否バチバチと音を立てる様による。それは一般的な雷汁と同じだけど、一般的な雷汁に筍を使うレシピは見つからなかった。故に、筍入りが美味しいと広めたく、声を大にしたい。
加えて、一般的な雷汁は味噌を使うけど、我が家のは、醤油を少し使うだけ。・・・味噌など使うのは、けんちん汁(*)に味噌を使うのと同じで、???だ。
(*)けんちん汁の発祥は、中国の普茶料理とか鎌倉建長寺が弐本では最初だっととか。いずれにしても味噌は使わないのが本来。味噌を使わなくとも、充分美味しい味になってるんだから。
☆写真左上に写ってるのが、我が家の、蟹の入ってない、筍たっぷりの「かに玉」。あんもかかってない。けど、美味しい。これも祖母伝来か??
☆昨日のこと。今日もそよ風が心地よい、たぶテラス、です。
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