腰越の丘のふもとに大きな「たぶ」の樹があります。 Art & Dining Spaceたぶのきは、入り口にそびえる「たぶ」の名をいただいていますが、そのたぶのきが夏の暑い日ざしをさえぎる木陰となり一服の涼となるように、その緑が疲れた目を癒してくれるように、憩いの空間、癒しの空間、和みの空間、そして新たな出会いの空間になれたら、と思っています。
2009年11月27日金曜日
2009年11月25日水曜日
15歳・・・
こごろーが15歳になりました。少々よたよたしてきましたけど、まだ元気です。食欲旺盛~ビーグルの本性。
実は誕生日は11月8日だったんですが、みな、11月前半だった、までは覚えていても、正確には覚えていなくて、一昨日、血統書を引っ張り出して、確認しました。
人間なら、米寿・卒寿・白寿くらいかもしれないですね。写真は相変わらず童顔ですが、あばら骨が浮き出て、後ろ脚の筋肉が少なくなってきている、近頃の、こごろー、です。
15年って、ほんと、長いですね、長い付き合い、・・・我が家の全員が癒やされてきた15年。その分、可愛がってきた、だけど・・・いずれ来るどうにもならない時も、そう遠くはない・・・。
今日は朝方まで雨が降っていたけど、日中は陽射しも暖かく、いい晩秋の一日、でした。何もない、しない、たぶのきの定休日。のんびり。
2009年11月23日月曜日
たぶコンのお菓子
たぶコンでお出しするお菓子、何にするか、これは楽しみの一つなんですが、反面苦しみ、でもあるんです。
写真は22日のたぶコンでお出ししたお菓子。このお菓子の特徴はというと、卵の使い方~卵黄のみを使っている点ですね、卵白は使っていません。味も食感も色もそれが出ていて、しっとり・こってり・黄金色です。香りは意外性を持たせて、シナモンとグランマルニエです。干し葡萄はアクセント、かな??(巨峰は少々大きすぎましたね。)
今回は、お代わりどうぞ!にしたら、けっこうお代わりしてくれました。思えば誰もお代わりしてくれなかったら、ゾーッですよね。
お遊び的にしてみた、粉砂糖で描いた、たぶの木も、中々好評、そう、お菓子って、ちょっとした遊び心がいいみたいですね。
(さて、1月の何にするか、今から考えなくちゃ・・・。その前にクリスマス用は??)
2009年11月22日日曜日
ハープの音色 たぶのき空間に・・・
たぶのき空間の、ハープへのマッチング、期待以上でした!!
pp(ピアニッシモ)がこんな風に聴こえるなんて、と思ってたら、終わった後、演奏者の八木さんも同じ事を言われていて、エッヘン!中々いい気持ち、です。それに加えて、友人のセロ引きゴーシュ(に憧れて昔学生オケのチェリストになった)の先輩=姉御(ほんとは後輩なんだとか?)のヴァイオリニストが言ってたんだけど(話が長くて、ごめん!)、小さい方のハープ(CAMAC社Aziliz)の時、床から振動が伝わってきて、すごく良かった、と。
実際、たぶのきの演奏空間は、天井も床も厚めの無垢の木で、その向こう側が空間になっているので、太鼓の内側にいるようだ、とか、能舞台の床下に甕(かめ)を入れる、そういう共鳴構造と似ているんでしょうね。
それはそうと、ほんとにたくさんハープを持って来てくださったんです、八木さん。
★フランスCAMAC社製ペダルハープ(47弦) Atlantide Pristage
★フランスCAMAC社製ノンペダルハープ(34弦) Aziliz
★フランスCAMAC社製ノンペダルハープ(22弦) Troubadour
★オリジナル ユダヤのハープ
★ビリンバウ (ブラジルのハープ)
★サウン・ガウン(ビルマの竪琴)
★ニャティティー(ケニアのハープ)
また、何人かのお客様にペダルハープをボロローン(じゃないけど、そんなの、分かるでしょ。)とひかせてくれたり、楽しませてくださったり・・。
演奏はどの曲も素晴らしかったんですが、知り合いは「ロミオとジュリエット」に酔いしれていました。そして、アンコールには、これぞ、ハープ!の曲、
・・・引き潮。
2009年11月20日金曜日
2009年11月19日木曜日
作家からの おくりもの 展
「おくりもの」をキーワードに、装身具・小作品を展示する、若手女性作家7人による、表題のグループ展を開催します。
是非、お立ち寄りください。
(展示品の販売もしています。)
☆出展作家:垣本圭子〈木工〉
竹本亜紀〈ガラス〉
長南芳子〈金属〉
西川美穂〈金属〉
mitome tsukasa〈金属〉
吉澤雅子〈漆〉
保坂翠〈漆〉
(上の名前をクリックすると、各作家のページにつながります。)
☆開催日程:12/12(土)~1/31(日)
(12/24~1/7はお休み)
定休日:水・木(但し、祝祭日の水・木はopen)
☆12/12(土)17:00~19:00
オープニング兼ちょっと早いクリスマスパーティー
~~~みなさま、どうぞ、お気軽に、ご参加を!!!
(作家の方々にも会えますよ!!)
☆1/31(日)たぶのきミニコンサート(たぶコン):ギターソロ:原善伸さん
2009年11月18日水曜日
11月の かるいざわ
林檎狩りの帰り、静かな軽井沢に寄ったのです。実は去年もこうしたのです。・・・恒例になる??(否、もう他に頭が回らなくなって??)
朝食の後、外は冷たい霧雨、が、それもまた楽しと、某国家元首の別荘を眺めつつ、別荘地の小道を旧軽銀座に向かい、去年と同じく、教会に立ち寄り、そここにあるジャム屋さんを通り過ぎ、パンを買い、美味しいコーヒーが飲みたいと銀座通りのお終いの方へ。
バッハのオルガン曲のピアノ演奏(と一緒に行ったピアニストが教えてくれた)、そして低音がよく響くチェロ演奏(のCD)が一層コーヒーを美味しくしてくれ、・・・くつろいだ、・・・いい空間だった、シーズンにはたくさんの客がいるところ、我々の貸切状態だったのも、よかった。
右写真は紅葉ばかりのお庭があったので、パチリ(クリック拡大でご覧あれ)
2009年11月17日火曜日
ごだいさん
2009年11月16日月曜日
おすすめの おそばやさん
林檎狩りの近くに、美味しいおそばを食べさせてくれる、おそば屋さんがあるんです。
一昨々年の林檎狩りの折に、市役所の担当者の方が紹介してくれたのが、出会いのきっかけ。地元の方が紹介してくれでもしなければ、出会う可能性がゼロに近い場所にあるんです。(余談:ここのご主人の苗字は私と同じなんで、なんだか出会う運命にあったような気もしたり、・・・しなかったり。)
おそばは、細く、きりっとして、しっかり歯応えがあります。辛汁は、前は昆布がかなり効いていて驚くほどだったのですが、今回はそれが抑えられてほどよく調和していました。が、前の辛汁の方が好きですね。
林檎農家の方は「この辺の人は、あそこのそばは、固くて、あんまり、ねえ・・・と言ってるよ」とおっしゃっていましたが、そんなものかもしれませんね。
写真のは、ざるの大盛り:大盛りは並の倍くらいありました:お得。
2009年11月14日土曜日
2009年11月13日金曜日
うえだの ふじ
恒例??(4年目)の林檎狩りを昨日して、今日帰って来ました。左の写真の木が今年の木、です。
今年はまだ収穫の直前に行ったようで、殆どの全ての木にたわわに真っ赤な林檎が実っている写真が撮れました。いままではみな収穫の終わりの方で行ってたので、全部の木に真っ赤な林檎が重そうに実っている風景は今回が初めて。壮観ですね。
でも、林檎は、1年中世話をする必要があって、その割に生産者の収入は少ないし、だから後継者がいなくて、自分達の代でお終いにするしかない・・・、なんて、おっしゃってた・・・。もしそうなったら、林檎の木々はみな伐採してしまうらしい。寂しい話だし、もったいないことだし、・・・。
都会にたくさんいる失業者がこちらにシフトしてくれば、一石二鳥のようにも思うが、仙人にでもなったつもりでなきゃ、田舎暮らしや林檎作りは無理だよ、とおっしゃってた。そりゃそうだろな。
これは林檎だけに限らず、日本の農業全般に関わること。現政権の農業政策も根本的な改善ではないし・・・。でも、早く対応しないと、せっかくの林檎の木がなくなってしまう。また苗木からするのは多大な労力が要る、即ち、税金の無駄づかいをすることになり、悪循環を繰り返すことになる。
(また最後は明るくない話になってしまった!)
2009年11月11日水曜日
しかくまめ
前に「四角豆」って書いたことがあるんだけど、知らない方は想像しにくいかと、先日写真に撮ったので、この断面、見てもらいましょう。世の中には面白いものが、まだまだあるんですね、っていう感じですね。
ちょっと調べたら、元々東南アジアの暑い土地の作物だったのを、沖縄で栽培できるように改良され、ウリズンと呼ばれて、今まで日本では沖縄のみ栽培され食べられているんですが、それを最近、八ヶ岳山麓でも栽培できるようにまた改良されたものみたいですね。
味はあまりしないのですが、少しだけ、スパイスみたいな辛さというか苦味というか、そういう味がありますね。少し歯ごたえ・弾力があるのがいいから、茹ですぎず、またそのままか、ちょうどサイコロになるようにカットして、サラダとか付け合せにするのがいいみたい。
(今日は定休日。のんびり。)
2009年11月10日火曜日
2009年11月8日日曜日
チェロを聴きながら
午前中、先日聴いた藤村さんのチェロを聴きながら(勿論CDで、言わずもがな、ですね)、鯖寿司を作っていました、中々、心地よい時間でした。
今夜、中島さんの個展「Party&Party」のOpening-Partyがあるので、そのメインの一つが鯖寿司。ちょうど丸々とした鯖を魚屋さんで見つけた(ま、そろそろ脂ののった美味しい鯖が出回る季節だなとは思ってたのですが、最近は相模湾でもあまり獲れないと言ってた:何故?乱獲?気候変動?)ので、これはPartyにはよかろうと、仕込んでおいたのです。
鯖にはアニサキスという虫(糸ミミズみたいな幼虫)がいることがあって、食べると10数時間後に下腹部に激痛が走る、という。経験した友人がいて、ままあることみたいだから、たぶのきでは3枚におろした後-20℃冷凍して、その後解凍して使っているんです。
ちなみに、今回の鯖、1尾はほんとに1.5mm位の白い所=脂が川の下に見えました、その美味しいこと!(美味しさは、脂!!)
(チェロから下世話な食欲の話になり、恐縮、でした。)
2009年11月7日土曜日
おそばの会の お菓子は
最近は日暮れが早くなりましたね、5時には暗くなっていますね。冬至まではまだしばらくあるのいうのに、こんなでしたかね・・・。
10日の「新そばを食べる会」のお菓子を何にしようか、と。
やはり和風ということで、「大納言ケーキ」というのを試作。名前でお分かりのように、小豆とあんこの入ったケーキです。ちなみに粉の一部として上新粉(味・食感への効果は不明ですが)も使いました。抹茶使用も思いましたが、それではお茶とかぶってしまう、と思い、やめたんです。
けっこうしっかりしたケーキです、中身と味、お楽しみに!
展示が終わった、保坂翠さんの漆の作品(金の月がいいですね)をちょっとお借りして、「大納言ケーキ」(皿を汚せないので、ラップしたまま)を撮ってみたら、やはり、カウンターの上に直に置くよりずっといいですね、当然ですね。
2009年11月6日金曜日
白壁に かまきり
今日は穏やかな日和です。風がないと、陽だまりはポカポカ暖かい。陽射しの暖かさが心地よい季節。
お昼頃、オオカマキリが入口の横の壁にくっついているのを発見。多分、ジューンベリーの卵鞘から生まれたうちの一匹かも。所で、カマキリに帰巣本能みたいなの、ある?カマキリの生まれてからの生活範囲って、どうなってるんだろう??
それはさておき、蟷螂って、書くんですが、読めても書きにくいですね。
この字を使うのは、中国でこう書くからとのこと。
では、何で「かまきり」と言うのか?~~鎌に似た前足でモノを切るようにするからとか、鎌を持ったキリギリスに似た昆虫だから、とか。(では、何でキリギリスと??)
英語などでは、両手を揃えて拝む昆虫、と見るらしく、拝む預言者(praying mantis)とのこと。日本でもカマキリではなく、オガミムシとかこれに似た発音の呼び名の地方がいくつもあるとか、名前の付け方は外国とあまり変わらない、のかも、でした。(何が「でした」なんだか、分からないけど、終わり!)
2009年11月5日木曜日
江ノ島と富士山・・・
図々しく、ジンジャーリリーの根を分けてもらい、いただいてきました。ありがとうございました。
そのお宅は芝生のお庭が広く、その端にジンジャーリリーが群生しており、9~10月の花の時期にはさぞかし壮観でしょうね・・・。
たぶのきは庭が狭いので、ジンジャーリリーの根を鉢植えにしてみました:たぶのきにあるジャーマンアイリスやシンビジュームと似たような増え方をしそうなので、いけるのではないかと思って。さて、どうなるか・・・。
今日は風が強かったせいか、視界がよく、そのお宅の庭からは、南に伊豆大島が、そして伊豆半島が横たわり、箱根へと続き、西の方向には、写真のような風景が見えたのです。
遠景・近景がグラデュエイションになっていて、中々いいでしょ?ちょうどいい具合にウインドサーフィンも写ってるんですよ(クリック拡大を!)。そして・・・この江ノ島のすぐ右側、海岸から500m位の所にたぶのきはあるのです。右の黒いのは稲村ガ崎とその切通しです。
2009年11月4日水曜日
Party&・・・オープン前に
これまでの展示とは全く趣を変えており、正にこれが「ナカジ美術」なのでしょう・・・、か。この空間でゆったり・ゆっくりとコーヒーを味わってみませんか??それとも、ワイン??
<解説??>
DMのたくさん写っていた朱色の器のようなものが、球体になって、店内の真ん中に置かれました!
入口横の壁には、漆塗りのサーフボードが立てかけられています。
展示台の上の壁には、朱色の漆塗りの壁飾りが、展示台には、ぐい飲みのような器があります(クリックして拡大して見てください。)
反対側の展示台には、指輪が飾られています。
7日(土)11:30にオープン、23日までです。
(13日は臨時休業。22日午後はたぶコンのため、観覧不可、です。)
2009年11月3日火曜日
山中湖の野菜たち
うちの山中湖(に隣接する山の上、標高1300m以上)の山荘の管理人(*)が、湖畔に畑を借りて野菜を育てているとは聞いていたが、こんなに収穫があるとは。
写真にある、少し小さな人参・すごく小さなのもある蕪・大根にしては細い大根・すごい格好の牛蒡とは思えない牛蒡、そして写真にはないけど水菜を、日曜の夜が始まったばかりの、ちょうど通り雨の一番強い時に届けてくれたんです、よりによって(よりによっては、余計ですね。感謝すべきなのに。)。
この野菜たち、勿論、完全無農薬で栽培され、週末だけ面倒見に行って育てたにしては、ほんと、すごいすごい!!~~~美味しいんです、やはり。
早速(ちょうど八ヶ岳の語りかけ人参も尽きかけていたので)、サラダに添えてお出ししました。
・・・あるお客様、人参をポリポリ召し上がり「美味しい、甘いわ」と。それでは、と、ちょうどあった語りかけの京壬生菜の上に人参のスティックを並べて、おすすめしたら、きれいに召し上がってくださいました。
ありがとうございます!・・・です、皆さん。
*実は山荘の持ち主なんです。
2009年11月2日月曜日
2009年11月1日日曜日
ひめつるそば
ここ2・3日、暖かい、心地よい秋、ですね。こんな日が続けばいいんですが・・・、無理ですね。
今日は特に温かい。南風が吹いて、やや湿っていて、気持ち悪い。天気予報を見たら夕方から雨になる、やはり。
さて、ネタなしで探してきた写真?? ではありません。でもけっこう他にもたくさんあるので、ネタにしなかったんですが、
なんで、「そば」なんて、つけられたんでしょうね。そばの花に似てるから??似てないですよね。
それはともかく、丸い1cmにもならない玉を構成してる一つ一つの粒粒が小さな花、ほんとに小さな花です。可憐、です。そして、いつもながら、自然ってすごい、ですね。
グランドカバーにと植えたものですが、けっこう生命力ありますね。