2013年6月8日土曜日

む と ん


写真は、カムファータイムという名のタイムの一種。
他にも沢山ありますが、世の中には見たことのない花々・生きものがいるもんですね。

植物では、アフリカ原産のものが近年多く入ってきて、ある種、楽しませてくれてますが、原産地で何と呼ばれてるのか、も知りたいですね。

☆この春の甲斐の旅で、幾種類かのタイムを求めて、たぶのきハーブ畑に植えたんですが、こんな花をつけるなんて。・・・香りがよくて、選んだんで、タイムの花は頭になかったもんで。ははは。


がくみたいな、四角い(菱形?)の長い方で1㎝程度。その上に、2~3㎜の小さなピンクの花が咲く。

元々タイムの葉が8×5㎜位(*)だから、ま、大体均整はとれてるのかも。・・・でもこんな感じに咲くとは、小さな驚き。
  *理科系の性格上、物差しで測りました。ま、お笑いください。

☆ところで、花の名札に書いてある表題だと、殆ど検索できず、はてさて、どうなってるんだろうと。ふと見ると、「campher」とあって、それは「カンファー」と読む・言う?書く?のが一般的な故に、「カムファ―」が無かったんだ。「m」の後に母音があれば、明らかに「ム」なんだが。

けど、日本語の「ん」て、よく思い出してみると、色々あって、微妙に違ってて、日本人はちゃんと使い分けてるんですね、この能力。ま、たまに間違ってる方もいますが。歌ではフォークソング以降、鼻濁音を使わない(使えない?)歌い手がチラホラと。個人的には嫌だけど、あと10年もすると、これが正しい発音、なんて学校で教えられることになるかも;怖い怖い。・・・けど、そうしてできたのが、今の日本語、各国語か。

さて、日本語の中の「ん」の違い;

◎唇を閉ざした「ん」。~「m」;「販売」って言ってみて。昔の「ん」はこれが多かった??
◎唇を開けて、舌先を上あごの前歯の後ろ辺りにつける「ん」。~「みんな」って言ってみて。英語の「n」と同じ。
◎唇を開けて、舌は口内のどこにもつけない。(もしかすると、舌の付け根を上あごの奥につけてるかも。)~「案外」とか、そう、「がぎぐげご」の鼻濁音がこれ。
◎鼻母音;口からも鼻からも息が出てる。~「安心」。

それはそうと、「campher」の発音も、「m」から下唇を上の歯で触れる「ph=f」に移行させるのが、すごく難しいけど、母国語の人たちはちゃんと発音できるのかなあ。なんでこんな言葉、作ったの?!(「m」を、上唇と下歯で作れば、容易だけど、そんなもの??)

・・・・・・ああ、今日は長くなっちゃった。たははっ。

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