2007年10月16日火曜日
カラフルなテーブル(椅子卓話~その5)
初めに有賀さんの作品で目をひいたのが、カラフルな引き出し(「その3」)。
それらの色は、ニスなどの色ではなくて、全部その木が持っている自然な色なのだそうです。木々による多少の色合いの違いは想像できても、それを超えた色彩に、感銘。
それで、これも図に乗って、できるだけたくさんの木を使って欲しい、それも色んな色の、そして木目も面白いのを使って欲しい、とお願いしたんです。
それが写真の、天板に10種類の木を使った、たぶのき最初のテーブルです。実は脚も天板下の補強板も全部違う木材が使われてました;びっくり。~下段に。
こんな突拍子もないことをお願いしたのは、デザインの面白さを期待しただけではなく、有賀さんの木への愛着というかそういう思いで制作している姿勢に共鳴して、そのサンプルみたいなテーブルをたぶのきに置いたら、多少なりとも有賀さんの思いを、来られる皆さんにお伝えできるのかなあ、等とも。
あるお客様から「これって、着物の柄にしたら、粋(いき)じゃない?」なんて言われたりもしました。
☆一応、写真のテーブルの天板に使われてる木材を左からあげると;
・ケンポナシ
・カキ(銘木の黒柿)
・ウルシ(黄色)
・神代ニレ(「神代」とは、埋もれてた木につける名)
・ホウノキ
・チャンチン(赤色~左奥の椅子と同じ)
・神代クリ(黒色)
・クワ
・カエデ(ヴァイオリン等と同じ模様が見られる)
・〇〇。
(〇〇はラベルが剥がれてしまい、名前が分からなくなったもの。)
☆脚には、アサダ・シュリザクラ・ニレ・タモ。
☆天板サポートには、ブナ・コブシ・オニグルミ・クルミ。
☆天板裏サポートには、イチョウ・キハダ。
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