2010年10月8日金曜日
極楽寺にて
一昨日は、いい絵や彫刻などを見させてもらって、
昨日は、バッハの時代に作られたチェロをお持ちのチェリストによる演奏を、極楽寺の客殿で聴かせてもらって、・・・。
演奏曲は、バッハの無伴奏チェロ組曲2番と5番、そしてコダーイの無伴奏チェロソナタ。
これは重くて、眠りに誘われるかと思ってたら、否々、眠るどころではなく、感動もの、でした。
殊にコダーイのは、G線とC線を半音ずつ下げて調弦して演奏する曲で、かつ左手のピッチカートや重音奏法ほか超絶技巧を駆使する難曲のようでした。祖国ハンガリーの情景が浮かんでくるような旋律・和音、そして演奏家の曲の解釈、技術力・・・。
それらの演奏を目の当たりで見て、聴いて。勿論演奏者の息づかいも感じられた、迫力のある演奏に、心満ち足りた、ひとときを、過ごさせてもらったんです。
写真左は、桜並木の極楽寺の参道。今、所々に紅白の萩の花が咲いていました。この左手の奥の方に客殿があるんです。そして右写真は、客殿の畳縁、この畳縁の先2m位の右側で演奏していたのです。
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