2013年4月2日火曜日

もう一つの お花見



前日と比べ、穏やかな、なんと良い日の、もう一つのお花見だったんだろう(29日のこと)。

今年の、母のお花見。

介護施設で企画してくれた、近くの修道院の庭でのお花見。

皆、車いすだから、デイケアの送り迎えの車とスタッフをフル稼働させて・・・ありがたいこと。

最近の母はというと、娘が行っても、姪が行っても「どなた様ですか?」とか、もう、分からないみたい。以前は娘を見ると自分の妹の名前を言ったんだけど。

また、進んだようだ。介護施設でよく面倒を見てくれるとは言え、しょっちゅう話かけてくれるわけじゃないし、それは仕方のないこと。ま、・・・もう、それでいいのかも。

施設に入れてもらう前には、徘徊したりもしたけど、これは自分の記憶などが薄れていくのを取り戻そうとしての行動だろうから、主体的な脳の働きがあったんだけど、今はそれがないみたい・・・。

ではあるけれど、進行を少しでも食い止める・遅らせる施策がかなり進んでいるヨーロッパと比較すると、やや歯がゆい思いもしたりして。

☆写真中は、桜の木が何本かある、静かな修道院の中庭。奥の建物が聖堂。




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