2011年2月23日水曜日

なっとう


 昨今、食にうるさいという関西でも割と一般的に食べられている、という。

 しかし多売志向の面々が、臭いは弱くするし、歯ごたえもなくすし、粘々は多くするし・・・まあ、それで美味しいと食べてもらえれば、それも納豆なのではある・・・な。

 昔の(もう半世紀か)納豆は、もっと独特の臭いが強かったし、歯ごたえがあったし、しっかり練らないと粘りが出なかったんで、子供ながらに器に中の納豆を力いっぱい練ったのを思い出す。包装材料が、藁苞(わらづと)だったり、経木(きょうぎ)だったから、流通過程で乾燥してしまったのかも。しかしそれが美味しい納豆だったんだが・・・。

 さて、この写真の納豆~野菜を送ってもらっている八ヶ岳山麓の大豆を、近くの納豆屋さんに持ち込んで、Tさん自らも習って作ったというもの;大粒なんで、口の中で大豆の味がしっかり感じられる、ちょっと面白い、今まで食べたことのない味わいの納豆でした。次の、進化した納豆を期待してます!

 もう一つ送られてくる納豆~父の田舎では今も自家消費用だが、今も藁苞の納豆を作ってる;それが1本に3~4人分の納豆が入ってる、中々豪快な納豆なんです。毎年、餅の包みの中に入れてくれるのを密かに楽しみにしているんです。

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