2009年10月29日木曜日

薩摩琵琶


 琵琶って、平家物語を物語る(詠う?謡う?うたう?)時に奏でる楽器だ、くらいの知識しかなく、実際に聴いたこともなかった割には、一度、聴いてみたかったんです。

 最初から、琵琶の演奏2時間コースは無理だろうしと思っていて逡巡していたところへ、・・・軽めに聴けるチャンスがあったので、申し込んで、先日、聴いたんです。写真は坂麗水さん(演奏中は撮影禁止だったので、残念ながら演奏写真は撮れず)、演奏曲目は「源実朝」で、中々、感激、でした。

 実は、この日の鎌倉の中で、頼朝・実朝に縁の史跡を歩く会(この運営メンバーの知り合いがいて、たぶのきにも募集案内パンフが置かれています)があり、それに参加し、コースの最後が薩摩琵琶だったのです。

 何故、薩摩に琵琶が?と疑問、ですよ、ね。・・・頼朝が関係しているとのこと:頼朝の部下の島津何某が防人として薩摩に赴く際に、琵琶法師の名人を連れて行かせたのが始まりで、戦国時代に島津忠良が武士の士気向上を図るのに活用して、普及させたのだ・・・と。

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