2014年12月6日土曜日

コンフィ


ご承知のように、コンフィは70~80℃で肉を加熱する調理法の一つ。

元々は、フランスの地方の鴨肉調理法の一つ。

即ち、
鴨肉を鴨脂の鍋に入れて、多分ストーブなどで加熱するから、100℃以上にならなかったの鴨しれないけど、それが幸いして、なんとも美味しい鴨肉ができたと、当時の人が思ったかどうか、分かりませんが。
・・・何せ、美味しさの追求が目的だったわけじゃないから。

一応、鴨肉に火が入った(殺菌できた)と思ったら(実は80℃位だったの かも??)、鍋を保存棚なんぞに置き、食する時に鴨脂の中からその都度、鴨肉を出して使っていた、ような。

保存中、鴨肉は空気に触れないから腐りにくいという、冷蔵庫のない時代の素晴らしい保存方法だったんですね。

日本でも10年か少し前から、この調理法が使われ出してるんですが、
・・・まだ加熱し過ぎの店が多いみたいです。

☆ちなみに、たぶのきのコンフィって、ここでは砂肝で見本を示しますが、
 肉の中心に赤味(写真)が残ってるんです。
 ・・・これで、肉は柔らかで、噛み切りやすく、
   かつ砂肝のコリコリも残ってる、んです。
   (勿論、砂肝の銀皮は取り除いてます。)

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