2012年1月6日金曜日

献歌「雨後」


 2日のたぶログに書いた先輩の通夜が昨日、そして告別式が今日。

 奥様のご希望で、献歌をすることになり、最初に混声合唱団がモーツァルトのAve verum corpusを、そして我が男声合唱団は「雨後」を、逝く先輩に献じました。

 「雨後」を献ずる前に、現役時代から40年以上の付き合いだったというメンバーが、何でこの歌を献ずるのか等を説明(2日のたぶログに記載のこと、先輩が無意識下の12月24日に歌った最期の歌であること等)してる時から、目の辺りが熱くなってきて、歌いだししばらくすると、奥様・親族の方のハンカチで目を抑える様子が目に入り、すすり泣く声が聞こえてきて、涙腺がゆるむのを、歌わねばと堪えるものの、こうなると音程が定まりにくくなるも、懸命に歌いました;歌ってて、こういうのは初めてのこと。自分以外も多くのメンバーがそのような状態で歌った「雨後」、それでも先輩にしっかり届いたものと思う。
 
 ☆写真は、会場に飾られていた、ご本人が描かれた、信州有明山の絵。この北の方向に、歌詞に出てくる鹿島槍ケ岳が見えるそうです。

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