2009年7月21日火曜日

共存?は いい (函館7)



 今は、宗教の対立、というか、お互いの存在を容認しないことが、多くの不幸を招いています。神とか、神と人間との間にいるキリストやマホメットは、まさかこういう事態を引き起こそうとは思っても見なかったんでしょうが、そういう後ろ盾を利用している人たちが・・・。(これ以上は言うまい。)

 函館の町には、皆キリスト教系ですが、違う宗教がお隣さんになっているんです。今、お互いを受け止めあって、親しい付き合いをしていると、実に素晴らしいんですが・・・不明、たぶんそうではないんでしょうね・・・。でも隣り合っているのは何とも面白い。

 左の写真にあるのがハリストス正教会(ロシア正教会):教会内の壁一面にイコンがかけられていました、物静かな素敵なご婦人が尋ねたことに応えてくれました。その奥に小さく見えるのがプロテスタントの教会、右の写真はハリストス教会の庭から見える、元町カトリック教会の尖塔と屋根です。

 もう少し西の方ある、外人墓地にも案内してもらいました。(今思えば、ほんと、函館の全てを見せてくれたみたい!N君・奥様、ありがとう!!)これもロシア、中国とイギリス・フランスと分かれているものの、隣り合っているんです。

 たぶん、函館開港当時の状況が生んだものなんでしょうね。その頃が偲ばれます。当時、函館の山の手に外国人は居留してたんですね・・・横浜も同じ感じですし。開港も同じ頃で、そういう発祥などが似ているから、そうなんでしょうね。

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